ナノスペースカーボンの科学と工学、極限環境の電気化学

名古屋工業大学 川崎・石井研究室

「最近の研究から」Vol. 48

栗本君(M1)ドイツから帰国

昨年の12月からドイツ・ニュルンベルクのFAU大学に留学していたM1の栗本君が無事帰国しました。(この写真はある写真のオマージュです。バックナンバーから見つけてください。)留学先は有機半導体や半導体ナノ粒子(量子ドット)の研究で有名なHeiss先生の研究室です。Heiss先生の半導体をナノカーボンと組み合わせて何か新しいことができないかと取り組みを始め、栗本君が手探りの中、いくつものトライアルを行ってくれました。3か月みっちり学んできてくれたことを礎にして研究室全体として新しいことにチャレンジしていきたいと思っています。

ニュルンベルクの旧市街は趣のある街です。栗本君が到着した12月はクリスマスマーケットでにぎわっていたそうです。今年のクリスマスまでには光水素生成、光二酸化炭素還元のような分野でひとつ論文をまとめたいなと思います。それが実現したら、論文をプレゼントにニュルンベルクを訪れよう。(S.K.)

(Mar. 2017.)