ナノスペースカーボンの科学と工学、極限環境の電気化学

名古屋工業大学 川崎・石井研究室

「最近の研究から」Vol. 26

カーボンナノチューブの高圧下の構造

名工大に異動して6年目を迎えております。その間まったくWEBの整理をせず、ただ闇雲に種々雑多なものを詰め込んできました。さすがに、あちこちでスパゲッティ状態で何が何やら訳がわからないので、少し整理をすることにしました。この掃除、簡単には終わりそうにありませんので、醜いですがしばらく更新作業をさらしながら改訂を行っていきます。改訂を行うにあたり、これまで私が行ってきた「カーボンナノチューブの高圧下の構造」の研究をまとめることにしました。これをご覧の方はぜひ、目を通していただければ幸いです(30ページもありますが)。

左横のメニューのところに「研究の総説」があります。WEBを更新したら、これまであちこちで書いてきた原稿(に少し手をいれて)を公開すれば、よい研究紹介になるのではないかと考えました。ご覧いただければわかりますが、全部で10本くらいになり、最新のものはもちろん少なくなりますが、その分野の研究レビューのようなものになっています。

せっかくいいアイデアを思いついたと思ったのですが1つだけ穴がありました。随分時間をかけて行ってきた「カーボンナノチューブの高圧下の構造」に関しては頑張って研究をしてきたつもりなのですが、残念ながらどこからも原稿依頼がなくここだけ穴があいてしまうのです。それなら仕方がない、書き下ろそうということになったのですが、締め切りのない原稿というのはなかなか進まないもので書き始めてから1ヶ月もかかってしまいました。読み返すと、30ページ、いたるところ愚痴だらけですが、ご笑覧ください。