ISIC14
韓国で開催された国際層間化合物会議(ISIC: International Symposium on Intercalation Compounds)にM2の岩井君(写真)とともに参加しました。当研究室からは2件の発表(カーボンナノチューブとアルカリ金属化合物の構造に関するものと、2層カーボンナノチューブ、フッ素化2層カーボンナノチューブの高圧下の構造に関するもの)を行いました。ISICは当初黒鉛層間化合物を中心として発足した会議(ISGIC: GはGraphite)ですが、現在は層間化合物一般からそのホスト材料(とくにナノ構造に特徴ある物質群)まで幅広く扱い、参加者も化学から物理まで広範でときにチンプンカンプンになりながらも、新しい刺激が心地よい学会です。最近は2年に1回の開催で、私はISIC10から5回連続で10年参加していますが、3年に1回のころがあり今年はちょうど30年目の節目の年に当たるそうです。
ExcursionはChangdeok Palace(写真)という王宮とInsa-dongという古い街道?(いまはおみやげ物屋通り)に行きました。バンケットはRenaissance Seoul Hotelにて韓国でのフランス料理をエレキ弦楽器コンサートを聴きながらという、なんとも不思議な空間を経験いたしました。