ナノスペースカーボンの科学と工学、極限環境の電気化学

名古屋工業大学 川崎・石井研究室

「最近の研究から」Vol. 31

ACS からの感謝状

毎年、この時期に ACS(米国化学会) から査読に対するお礼状が届きます。クリスマスカードだったころもあったような気もします。査読はかなりの時間を取られながら勿論覆面ですから表だって評価されることもない。それだけを考えると厄介な仕事ですが、こうした人目につかない仕事で科学の世界は支えられている。といったようなことが最初にもらったACS からの手紙に書かれていました。

そんな一言で報われたような気にさせるのは ACS の思うつぼなのでしょうね。  

ちょっと気になるのは昨年もらった手紙には「あなたは top 10% reviewer で...」とあったのですが、今年のにはそんなことは書かれていません。どうやって査読者を評価したかも気になるところですが、その評価が下がったのなら少し残念です。一生懸命いつもやっているつもりなのですが。